予防接種 任意接種

予防接種は、治療法がなく対症療法でしか対処でいない
致命率が高い、深刻な後遺症をもたらすといった病気を予防する
最も有効な手段です
また、予防接種にはこの世から怖い病原体をなくしていく効果もあります
任意接種は希望する人(赤ちゃんの場合は親)が費用を負担して受けるものですが
できるだけすべて受けるようにしましょう!

ロタウイルス

ロタウイルスは感染力が強く、5歳までに約95%の乳幼児が感染し
感染すると激しい下痢や嘔吐を伴うロタウイルス胃腸炎を引き起こします
脱水症や脳炎などが起きることがあり重症になると死亡する場合もあります
ワクチンは飲むタイプの生ワクチン。
スポイトで吸い上げたワクチンを、赤ちゃんの口にたらして飲みこませます

☆防げる病気
ロタウイルス胃腸炎

生ワクチン / 経口 / 中27日 / 6週以降2回(または3回)

副反応は下痢、せき、鼻水などの症状がでることがあります

日本では2011年11月よりワクチン接種を開始
接種できる時期が決められているので早めの接種をしましょう
ロタウイルスワクチンは2種類「ロタリックス」「ロタテック」があり
いずれも経口タイプの生ワクチンですが
「ロタリックス」は2回 「ロタテック」は3回と接種回数が違います

B型肝炎

B型肝炎ウイルスに感染して起きる肝臓病です
一時的な感染と持続感染(キャリア)があります
キャリアになると20~30代で発症することがあり、そのうち10%が
慢性肝炎を起こし、ときには肝硬変から肝細胞がんになる可能性もあります
日本では、母親がキャリアの場合に健康保険適用で接種できます
すべての子供に接種を義務づけてる国も少なくないワクチンです
お母さんがキャリアの場合は受け方が異なるのでスケジュールなどは医師と相談

☆防げる病気
B型肝炎、B型肝炎による慢性肝炎、B型肝炎による肝硬変

不活化ワクチン / 注射 / 中6日 / 生後すぐから接種可能 3回接種

副反応は接種した部分が赤く腫れる、熱が出る、発疹、吐き気がでますが
いずれも軽く数日以内に治ります
接種後38度以上の熱が2日以上続くなど、気になる症状がある場合は受診しましょう

適切な時期・間隔で接種すれば、5~10年効果がつづきます
早期の接種でキャリア化の頻度が高い乳幼児の感染を予防

Hib(ヒブ、インフルエンザ菌b型)

ヒブという細菌の感染症で、代表的なのもはヒブによる髄膜炎です
ヒブが原因の細菌性髄膜炎は0歳代後半に発病することが多い
髄膜炎以外にも、肺炎、喉頭蓋炎などをおこすことがあり、いずれも重症に
発達・知能・運動障害、難聴などの後遺症を残す事があるほか
死亡するケースもあります
生後2カ月から接種できるので早めに接種を開始し
出来れば6カ月までに免疫をつけるようにしましょう
4回の接種で発病しやすい5歳未満の時期をカバーできます

☆防げる病気
ヒブによる細菌性髄膜炎・細菌性肺炎など

不活化ワクチン / 注射 / 中6日
/ 2ケ月から接種可能。1回目の接種時期により接種回数と間隔が異なる
(2~6カ月開始は4回 7~11カ月開始は3回 1歳以降開始は1回)

副反応は接種部位が腫れる、発熱などおこることがあるが
いずれも1~2日で自然に治まるものがほとんど
38度以上の熱が2日以上続くなどきになることがあれば受診しましょう

小児用肺炎球菌(PCV)

肺炎球菌という細菌の感染症で、代表的なものは肺炎球菌による髄膜炎です
菌血症、敗血症、肺炎、細菌性中耳炎、などを起こす事もあります
発達・知能・運動障害、難聴などの後遺症を残す事があるほか
死亡するケースも
現在、日本で1歳代までに接種できるのは7価結合型肺炎球菌ワクチンで
90種類以上ある肺炎球菌のうち、7種類の肺炎球菌による感染症を予防します

☆防げる病気
肺炎球菌による細菌性髄膜炎・細菌性肺炎、菌血症、敗血症など

不活化ワクチン / 注射 / 中6日
/2カ月以降に4~8週間の間隔で3回、60日以上空けて1歳~1歳3カ月に追加接種が標準
(2~6カ月開始は4回 7~11カ月開始は3回 1歳~1歳11カ月開始は2回)

副反応は接種した部分の腫れ、機嫌が悪くなるといった症状が見られる事が多い
いずれも、1~2日で自然に治る場合がほとんどです
38度以上の熱が2日以上続くなど気になる症状があれば受診しましょう

水ぼうそう

水痘・帯状疱疹ウイルスの空気感染などでかかり、感染力が強い病気
免疫のない人はほぼ100%発症します
発熱と水ぶくれのような発疹が特徴で、発疹は全身に広がり強いかゆみがあります
通常は10日前後で治りますが、重症化すると脳炎や肺炎を併発し死亡するケースも
1回接種しても約2割は感染することがありますが、症状は軽いです
ただし、2回接種しておくとかかることはまれです
おたふくかぜワクチンとともに1歳以降はぜひ受けておきましょう

☆防げる病気
水ぼうそう

生ワクチン / 注射 / 中27日 / 1歳以降に1回接種 2回すると確実

副反応は接種後まれに水痘が出ることがある
発疹や水痘がひどい、38度以上の熱が2日以上続く場合は受診しましょう

おたふくかぜ

おたふくかぜは流行性耳下腺炎とも言われ
耳の下から頬にかけての耳下腺が腫れてきます
発熱はしないこともあります
おたふくかぜ自体は比較的軽い病気ですが
問題は重い合併症を引き起こすことがある事です
重度の難聴や無菌性髄膜炎、急性膵炎、脳炎などを併発することがあります
障害が残ったり死亡したりするケースもあります
予防接種をしても1割弱の人は発症するとされていますが
接種していれば症状が軽くすみ、後遺症などを防ぐことができます

☆防げる病気
おたふくかぜ、おたふくかぜによる無菌性髄膜炎や難聴

生ワクチン / 注射 / 中27日 / 1歳以降に1回接種 2回すると確実

副反応は接種2~3週間後に37.5度以上の熱がでたり
耳の下が軽く腫れたりすることがありますが、いずれも数日で治まります
まれに、無菌性髄膜炎を起こす事があります
接種2~3週間後の嘔吐や発熱、機嫌の悪い状態が続く場合はすぐに受診しましょう

インフルエンザ

インフルエンザは感染力が強く
重症化すると気管支炎や肺炎、中耳炎、などの合併症をおこして
重い後遺症が残ったり死亡することもある
インフルエンザ脳炎・脳症を併発することがあります
毎年流行する型が違うので、ワクチンはその冬に流行る可能性が
高いと予測されるものを混合して毎年新しく製造されます
ワクチンを接種しても感染することがありますが
重症化を防ぐので積極的に接種しましょう

☆防げる病気
インフルエンザ、インフルエンザ脳炎・脳症など

不活化ワクチン / 注射 / 中6日 / 6カ月以降、2~4週間の間隔で2回接種

副反応は接種した部位が少しだけ赤く腫れる、発熱、発疹などが現れる
事がありますが、ほとんどの場合1~2日程度で自然に治ります
インフルエンザワクチンは鶏卵の成分が含まれているので
卵アレルギーがある場合は接種前に医師に相談
アレルギー症状が出たら即受診しましょう

ヒトパピローマウイルス(HPV)

女性特有のがんの中で高い発症率である子宮頚がんを予防
標準的には中学校1年生から高校1年生で受ければ公費助成があります
なお、ワクチンはHPVの感染が予防できる2価(16型・18型)と
4価(16型・18型・6型・11型)の2種類があり
2価は子宮頚がん、4価は子宮頚がんと尖圭コンジローマの
原因ウイルスの予防ができます

☆防げる病気
HPV16・18型による子宮頚がん、尖圭コンジローマ

不活化ワクチン / 筋肉注射 / 中6日
/ 女の子で、4価は9歳以上、2価は10歳以上から接種可能 半年で3回接種

副反応は接種部位を中心とした痛みや発疹、発熱、嘔吐、関節の痛み、じんましん
が出ることがありますが数日で治ります
アナフィラキシー症状が出たらすぐに受診しましょう
接種後に失神した例があるので、接種後30分以内は接種した場所で安静に

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